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【動画】高音を出す時に顎が出てしまう。原因を科学的に説明します!

2025/05/04
今回は高い声を出す時に顎が出てしまう方必見!!
力まずにもっと綺麗に高音を出せる様に喉の筋肉について発信していきます!!

この記事で喉の筋肉について学び
最後には、実践動画を見てさらに歌唱力向上を図っていきましょう!!

まず、今回の記事で重要なキーワードを先にお伝えしておきます。
それは『随意筋』『不随意筋』です。

知ってる!!という方いらっしゃいましたら
それ専門の方か、なかなかな筋肉マニアとお見受けします!!(笑)

さて、『随意筋』と『不随意筋』とは一体なんでしょうか?
まずはその説明からいたしましょう。

『随意筋』とは…
自分の意思で動かす事ができる筋肉
日常生活やスポーツ、手足を動かす大部分の筋肉。

『不随意筋』とは…
自分の意志で動かしたり、止めたり出来ない筋肉。
心臓、胃や腸などの筋肉。

という2種類の筋肉で身体は出来ています。
これを念頭に置いた上で話を戻してみましょう。


高い声を出す際に顎が出てしまう方はおそらく意識的に出しているのではなく、無意識で出してしまう方が多いのでは無いでしょうか?
これは高い声を出す際、声帯を伸ばす為に人間の本能的に喉(顎から首筋にかけての舌骨上筋群や舌骨下筋群)を前方に伸ばそうとしているからです。
これらの顎を突き出す筋肉は『随意筋』に該当します。

無意識なのであれば、『不随意筋』なのでは?
と思う方もいらっしゃるとは思いますが、
これらの筋肉は意識をすれば使わずに声帯を伸ばす事ができる為、『随意筋』となります。

ちなみに、腹式呼吸で使う横隔膜や腹筋のインナーマッスルも意識して動かす事ができる筋肉『随意筋』に該当します。
しかし、意識をしても運動させるのが難しい為、『不随意筋』と思われる事が多いです。
感覚を掴むまでが人によっては難しいと思いますが、鍛える事ができれば
発声をする際に大きな助けとなってくれるでしょう。


話を戻して…

声帯とは前にも後ろにも伸ばす事が出来ますが、
適切に発声をする為には後ろに伸ばす事が必要です。

そして、後ろに伸ばす為にはいくつかの筋肉を使いますが、主に輪状甲状筋という筋肉を使います。
この筋肉が『不随意筋』に該当するのです。

つまり、『不随意筋』である輪状甲状筋を使う事ができれば顎が前に出てくることも無く、さらに楽に高音が出せる様になるということです。

ここまでで『随意筋』と『不随意筋』についてと
喉の筋肉について以上となります。

それでは、以下の動画を見て実践をしてみましょう!


詳しくはこちら↓↓
ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。