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【動画】口を大きく開ければ高い声はでるのか?高い声を出すコツはこれです!

2025/01/31
「口を大きく開けましょう!」
きっと一度は誰しもが歌う時に言われた事があるアドバイスNo.1でははないでしょうか?

今回は、歌う際に口を大きく開けた方がいいのか?
についてお話ししていこうと思います。

学生時代の音楽の授業で先生が必ずいう言葉。
「縦に指が3本入るくらいあけなさい!!」
学校の先生に限らず、ボイストレーナーも例外ではありません。
違うスクールに通っていた生徒さんもほぼ100%「言われた事がある」と答えます。

指が一本も入らないくらいの口で発声するよりは
確かに、口を開けた方が声はよく出そうですよね!

しかし、開け方どれくらい開けるかがとても重要になります。

まず、初めに申し上げておくと
ただ大きく開ければいいということではありません。
開け過ぎは全くもって逆効果です。

試しに、ご自身の限界まで口を開いて発声してみてください。
喉が苦しくなってこもった声になりませんか?

下顎をガバッと下げ過ぎて、縦に口を開こうとしてしまうと下顎の骨が喉を圧迫して苦しくなってしまうのです。

では、どの様に開くのかというと…
口角を上げて、上の歯が見える様に斜め上に開いてあげましょう!

口は顎で開くというよりは表情筋を使って上げるイメージです!
そうすると喉が圧迫を受けずに大きく開く事ができます。

もちろん、歌う際に常に上げていると最後まで持たないという方もいらっしゃるはずなので、
声のトーンや歌の表現が変わる時、Aメロを歌う時、サビを歌う時など、歌う箇所・歌い方によって口の開きは変えてあげましょう。

盛り上げたい時や、明るく歌いたい時は
口の開きと一緒に眉毛等、表情全体も上げると声色も明るくなりますよ!

逆に暗く歌ったり、悲しい表現をつけたい時や裏声で歌う時はそこまで開かない方がいいという場合もあります。

その時その時のつけたい表現に合わせて、
口の開きをつけましょう!

まずは、ご自身がどれくらい開けて歌っているのかをチェックすることから始めましょう!
思ってるより開いてなかったという方が多いと思います。

そして、どれくらい開けばいいのかわからない時は、
YouTube等で好きなシンガーのライブ映像を検索して、参考にしてみましょう!

もちろん人によって口の大きさは違う為、
同じくらい開かないといけないわけではないですが、
少しでも近づける意識をつける事が大切です!

あなたに合った口の開き方、表現にあった口の開きで歌ってみましょう!



詳しくはこちら↓↓
ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。