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VOICE TRAINING INFORMATION― ボイトレ情報 ―

【動画】「あ」の発声がこもってしまう方へ

2025/05/05
こもった声になってしまう方必見!!

今回はこもらない「あ」の発声を目指す情報を発信していきます。

まず、声がこもる原因ですが、舌根(舌の根元)に力が入り、上に上がる事で喉の空間を狭くしてしまっているためです。

声が常にこもってしまうと、苦しそうな声だったり
表現やニュアンス、強弱が付けづらい歌
になってしまいます。

そこで今回進めていく発声練習の方法ですが
母音の「あ」ではなく、まずは子音を使って練習してみるといいでしょう。

例えば「ら」
ら行は舌先を上の歯の後ろあたりの上顎に一度つけて発声をします。
その時、舌先に少し意識を向ける事で喉の力みが取れやすいです。

次に「ま」
ま行は唇を一度軽く閉じて発声する為、
唇に集中する事で喉から意識がそれ脱力につながりやすいです。

最後に「は」
は行は力を抜いた声帯を息がすり抜けるのをきっかけに発声されるので、喉が開きやすくなり、力みが取れて
ストレートに声が出やすくなります。


以上のの3つの子音がこもった声の改善につながりやすい言葉となっております。

他にも子音の種類によって様々な効果があったりします。

例えば「が」
が行は声帯をムラなく閉じて、綺麗に声門閉鎖をしやすい為、息漏れ発声している方に効果的です!

あとは「な」
な行は鼻にしっかりと当てやすいので
抜ける様な発声をしている方を効果のある言葉となっております。

この様に子音には言葉によって効果が変わる為、色々試してみましょう!

そして今回のこもった声の改善には
「ら」を使ってみましょう!

同じ音を使って短く「ら・ら・ら」の3回繰り返してみましょう。
その時にワンポイントアドバイス!
目と鼻の間あたりに声を当てる様に意識してみましょう!
もし、「ら」でピンと来なければ「ま」もしくは「は」
で試してみましょう!
あくまで「ら」「ま」「は」はこもった声に対して喉の力が抜けやすいという効果があります。
人によってはこの3つでも効果がないという場合もあります。
その時は他の子音も是非試してみてください。


今回以下の動画では「ら」を使った詳しい発声練習の方法をあげてます。

是非ご覧ください!!

しかし最後に、この籠った声
ジャンルにもよりますがわざとこもらせて使うという場面もあります。
例えば、がなり声やシャウトボイス、デスボイスなども
喉をあえて締めて発声しているのです。
要は使い方が非常に大切です。

ベースの発声は綺麗な通る声を使い
飛び道具としてこもった声を使い分けれる様に、
日々練習頑張ってみてください!!!

詳しくは↓↓
ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。