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VOICE TRAINING INFORMATION― ボイトレ情報 ―

【動画】リズムの「軽さ」と「重さ」とは

2025/05/02
皆さん、日々のボイストレーニング頑張ってますか?
今回は『リズムについての豆知識』
知っておくと他の人より一歩前進!
そんな情報を発信していきます!

早速ですが、
【重いリズム・軽いリズム】
この言葉聞いたことありますか?

パッと見た感じ、重い=早い・軽い=遅い
などではありません。
もちろんですが、何グラムで表すものでもありません。。。(笑)

では、重いと軽いとは一体何の事でしょうか?


まずは、重いリズムで作られた曲というのは
演歌、民謡、童謡などがあげられます。

次に軽いリズムで作られる曲というのが
レゲェ、スカなどが主にあげられます。

一例で重い曲をあげるとするならば
『大きな古時計』
知ってる方が多いとは思いますが、
知らない方は是非一度検索して聞いてみてください。
知ってる方も今一度聞いてみましょう。

Aメロの部分
「おーおーきなノッポのふるどけい おじいーさんのーとけいー」
という部分
まずこの歌詞のどこに何拍目が来るのか張り当ててみましょう


おーおーきなノッポのふるどけい おじいーさんのーとけいー
  1 2 3 4 1 2 3 4 1  2 3 4 1 


こんな感じとなります。
では、この部分のどこでリズムを取りたくなりますか?

おそらく一般的には


おーーきなッポのるどけ おじーさんーとけ


の様に文字が大きくなっている場所だと思います。
これは表ノリと言って一拍目と三拍目でリズムを取っている形となります。
演歌歌手の方々を見ると同じ拍数の箇所で拳を振ったり見てるお客さんも同じノリで手拍子を叩いたりしてるのでは無いでしょうか?
これがいわゆる重たいリズム
です。

逆にこの重たいリズムの曲を軽く歌うこともできます。

そのやり方というのがまず表ノリを裏ノリに変えてみる。つまり一拍目と三拍目に取ってたリズムを二拍目と四拍目に変えるのです。以下の大きい文字の箇所でアクセントを取って歌ってみましょう。

おーおーなノッのふるけい じいーんのーけいー


どうですか?これだけでも少し違った感じがありますよね?
さらにここから軽くしてみましょう。
音の上がり方をゆったりではなくテキパキとあげて、尚且つ音を伸ばさずに短く切ってみましょう!
こうすることで同じ曲でも軽いリズムの曲になります!

この様に重いリズムと軽いリズムはコントロールすることができます!

皆さんが普段聴いている曲も、重いのか軽いのか意識して聴いてみましょう!

詳しくはこちら↓↓
ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。