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【動画】早口を正しく治す方法①~呼吸と音程編~

2020/08/15
早口感を感じさせない話し方 ①


早口で悩んでいる方多くいらっしゃると思いますが、
ビジネス的にいえばスピード感があった喋りの方が良いことが多いと思います。

例えば、同じ内容を

<10分で話す人> or <15分で話す人>

だったら、短い時間の10分で話してもらった方が良いですよね。

話すスピードはその場や状況によって変わってはきますが
基本的にはスピード感のある喋りの方が良いのではないでしょうか。


そして、
早口の方が1番困っていることとしては、聞き返されることだと思います。


なぜ、聞き返されてしまうのか。 ⇒ 言葉を端折ってしまうからです



今回の目的は
喋るスピード感を維持したまま、早口感を感じさせない話し方。
早口で言葉を端折ってしまわないようにする事です。



それにあたって大事な事は3つあります。

・喋る前に深呼吸をしリラックスする
・音程に高低差をつける
・文の中に適正な隙間を入れる


今回は上記2つ

・喋る前に深呼吸をしリラックスする
・音程に高低差をつける


この内容について詳しくお話していきます。



「喋る前に深呼吸してリラックスする」

この内容は心理的な部分ではあるのですが、
緊張していたり、早くこの場から離れたい!という気持ちが強かったりすると、
無意識のうちに早口になってしまっていること無いですか?

私達の思考は、話すスピードの約10倍の速さで回転しているといわれています。
普段は思考を1度頭の中で整理して上手く順序を組み立ててから話しているのですが
緊張や焦りで上手く整理が出来なくなってしまい
その思考の早さにつられて早くなってしまっている事が多いです。

なので、緊張したりすると思考をうまく整理することが出来ず、
呼吸自体も浅くなりその呼吸に合わせて話してしまうので、
どうしても早口になってしまう事が多いのではないでしょうか。

これは皆さん行っているかもしれませんが、深呼吸しリラックスしてから喋る事によって早口も少し改善されるかもしれません。



「音程に高低差をつける」

大まかに言うと“抑揚をつけて話しましょう”と言う事です!
一定の音程で話してしまうと聞き取りづらいというのはもちろん、
抑揚の中でも音程の高低差をつけて話すことによって
早口で言葉を端折ってしまう事や、早口感を感じさせない話し方にもなります。

例えば

× おはようございます。 
  
  ―――――――――→

早口で一定の音程で話してしまうと、喋りに波が無く聞き取りづらい。
そして、音程が揃っていることでどうしても言葉も端折ってしまう。



 おはようございます。

   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\


抑揚をしっかり付けて話すことによって、
高い所もあり、低い所もあるので文の中で波が出来き、聞き手が聞き取りやすくなります。



  おはようございます。

  ↓↑↓↑↓↑↓↑↓↑

そして、音程が揃っていることで言葉を端折ってしまっていた悩みも
音程の高低差をつけて話すことによって
1文字1文字の音程がバラバラに聞こえてくるようになり
言葉も端折ることも出来なくなり、
スピード感を維持したまま早口感を感じさせない喋りになるかもしれません。





緊張して無意識のうちに早口になってしまう方、
早口で言葉を端折ってしまう方は
是非、この内容を試して練習してみてください。


動画はこちらからチェック↓↓
ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。