ボイストレーニングの方法や、滑舌・話し方に関するお役立ち情報をお届けします

VOICE TRAINING INFORMATION― ボイトレ情報 ―

【動画】話し方のトレーナーをちゃんと選ぼう!

2021/12/25
話し方のトレーナーをちゃんと選ぼう!

VIZボイストレーニングでは話し方教室もやっています。

歌だけではなく、
日常的に使う会話の中で滑舌が悪くて困っていたり、
声が通らなくて困っているなどの悩みを抱えた方向けのレッスンになります。


そのレッスンの中での一例で、
かなり悲惨な話を一つしたいと思います。

うちのスクールに菊池さんという方が来ました。

その方が来た理由というのが「自分の名前がハッキリ言えない」
という悩みでした。

そこでレッスンの中で自分の名前を言っていただいたところ、
かなり不自然な発音になってしまっていました。

しかし何処が悪いかは一目瞭然でした。

その後に今までの経緯をヒアリングしたところ、
東京では最大手の話し方教室に2年間通っていたそうでした。

そこで全然改善しなかったため、
スクールを変えてもう2年他のスクールに通ったそうです。

その計4年間で自分の名前すら言えるようにならなかったのです。

かなり悲惨な話ですよね。

先ほど悪い部分が一目瞭然と言ったのですが、
その方の話し方を聞いてると
明らかに口を動かす練習を相当させられていたのがわかりました。

「き・く・ち」と一つひとつを口を過度に動かして発音していたというわけです。

そこで教えたのが「母音の無声化」という部分です。
菊池の「き(Ki)」の母音部分、
つまり「i」の部分を発音せずに言うということですね。

そして自分が言った通りに真似をさせ、
そのまま「きくち」と言っていただいたところ
すぐにとても綺麗に発音できました。

4年間かかって治らなかった部分がたった10秒程で治ったというわけです。
ここで教えたのは「き」の母音を無声化させるというところだけでした。

そこで前のスクールで母音の無声化を習わなかったのかを聞いてみたところ、
そんな言葉は聞いたことがなかったそうで、
頬の筋肉や舌の筋肉が弱いからの一点張りだったそうです。

菊池さんはその間違った教え方で4年間ずっと筋肉が弱いと思い込み、
口をひたすら動かす練習をしていたそうですが、
この症状に関しては母音の無声化を教えれば済む話でした。

滑舌スクールでは
よく滑舌が悪い原因を筋力のせいにすることが多いですが、
正直滑舌をよくするのに筋力は要りません。


もしも長いこと通って少しも治らなければ、
それは自分の責任ではなく絶対にトレーナーの責任です。

治らないのは自分の責任と思ってしまう方も多いですが、
時間とお金を無駄にする前に、
勇気を持ってスクールを変える選択をしてみてください。


詳しくは、こちら↓↓
ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。