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【動画】早口を正しく治す方法②~隙間編~

2020/08/22
早口感を感じさせない話し方 ②



今回の目的は
喋るスピード感を維持したまま、早口感を感じさせない話し方。
早口で言葉を端折ってしまわないようにする事です。



それにあたって大事な事は3つあります。

・喋る前に深呼吸をしリラックスする
・音程に高低差をつける
・文の中に適正な隙間を入れる




今日は“文の中に適正なすき間を入れる”
この内容について詳しくお話したいと思います。

前回お話しした通り、早口でも音程の高低差を付けて話すことによって
1文字1文字がバラバラに聞こえるようになるり、聞き取りやすくなります。


ですが、抑揚はついているけれど、隙間を入れずに話したらどうでしょうか。

長い文になればなる程、呪文のようになり全てが繋がって聞こえてしまう。
そして聞き手も飽きてきてしまうような最悪な状況になってしまうのではないでしょうか。



では、
隙間を入れるとは具体的にはどういう所か。


1番大事な事は、句読点ではしっかり休む

「、」ではしっかり休む。「。」ではしっかり止める。
言葉を繋げてしまっていた人からすれば、これを意識するだけでもかなり違う文になるのではないでしょうか。
しっかり隙間を入れることによって、喋りにスピード間やリズムも生まれるので
聞き手も聞き取りやすい喋りに変わると思います。

隙間を使ってより聞き取りやすく、より伝わる話し方に変えていきましょう!


あとは、句読点とは関係無く隙間を入れた方がいい部分も多くあります。

これは、喋る技術のお話しにはなってしまいますが
言いにくい言葉の前には隙間を入れると言いやすくなったり、
強調したい言葉の前に隙間を入れるとより強調したい部分が文の中でも目立ち
より内容の伝わる話し方に変わります。





今回の内容は、けして“早口がいけない!”という事ではありません。

早口になってしまう方は
お伝えした3つのポイントを意識して喋ってみてください。
そうする事で、早口ながらも聞き取りやすい話し方に変わるかもしれません。


動画はこちらからチェック↓↓
ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。