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【動画】高音が必ず伸びるボイストレーニング法㉙~歌に繋げる発声編~

2020/06/27
発声練習ではここまでできるのに、
歌になると出来なくなってしまう
ボイストレーニングをした事のある人なら
そんな経験が一度はあるのではないでしょうか。

今回は高音を伸ばす為の発声練習にフォーカスして
そんな時どうしたら発声が歌に活かせるのか
発声をどこまでやったらどれくらい歌に活きてくるのか。
といった所を書いていこうと思います。


例えばここでは、高音を出すための発声練習では
ドレミファソファミレド、
等のアーチ型の発声練習が有効である
という紹介をしてきていますが、その発声練習でhiAまで出たとしても
歌の中ではhiAが上手く出せない。
といったような事が良くあると思います。

こういったところからか人によっては
発声練習なんてそこまで意味無いじゃん
と思ってしまっている方もこれまでに何人も出会ってきました。


ですがそもそも発声で出せる音が歌では出せないというのは
実際何も不思議なことではない
のです。



発声練習とは出しやすい口の形や音階のパターンなど
やりやすい環境を整えた上で発声をしてその感覚を掴み、
確実に出せるよう技術として定着したら次の音
といった具合に進んでいくものです。

ですが歌の場合はずっと高い音が続いたり、瞬間的に高い音が出てきたりと
出しやすい環境ではありませんので、
発声練習でギリギリ出せるところが歌になると扱いづらいというのは
当然の事なのです。


なら発声練習でどこまで出来れば歌でもコントロールして使うことが出来るのか、
についてですがまず高音を歌でも使えるようにする重要なポイントを三つあげます。

アーチ型ではなくその音単発で出せるようにする

その音を伸ばせるようにする

連続して何回も出せるようにする

最低でもこの三つがクリアできていないと歌で扱う事は難しいです。
他にも普段の発声練習で使っている母音や子音以外の
母音や子音でも出せるようにしていけると尚コントロールしやすくなってきます。

勿論発声練習というの本来
アーチ型のものだけではなく
そこから発展させ、歌に繋げられるよな
スケール練習方法や
実際の歌に近い短いメロディーフレーズ

使った物等、多くのやり方があります。

そういったものを全てクリアしていく事で
最終的には歌に直接的に活きてくるのです。


ただやはり自分でも出来るアーチ型の基礎発声
でギリギリ出せる状態では
歌に使えても余裕がなく必死に歌う事になってしまうので、
歌で使いたい音の半音3つくらい上の音までは
出せるように
練習をしていきましょう。

そうすればアーチ型発声練習で出せるようになった音を
ある程度余裕を持って歌に活かす事が出来るでしょう。

もっと詳しい事が知りたい方は、ボイストレーナーと直接話してみてください。




動画はこちらからチェック↓↓
ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。