ボイストレーニングの方法や、滑舌・話し方に関するお役立ち情報をお届けします

「か行」の滑舌攻略法とは？？

「か行」が苦手な方も多くいらっしゃいます。
大事なポイントは、舌の位置です！！



では、発声の仕方と舌の位置について。

「か行」の中には2種類の発声の仕方があります。

1つ目、「か　け　こ」の発声の仕方について。
舌の奥が口の上部にあたり、下が下がったときに発声する！
感覚で言うと、舌の奥の部分が“モリッ”と盛り上るようになります。
そして、舌が口の上部についたときに1度息が止まり、舌が下がって離れたときに勢いよく息が流れ、音が発声されます。

2つ目、「き　く」の発声の仕方について。
舌の奥が上部についたら、少し引くように発声する！
舌のつける所は「か　け　こ」と同じですが、その後は下げながら少し引くように発声します。


そしてそして！
「き」「く」が含まれる言葉は無声化になる可能性が非常に高いです！

＜例＞

　きつね　→　きつね　　「き」が無声化になる
　くち　　→　くち　　　「く」が無声化になる




「か行」が苦手な方の多くは

・舌が定位置にきていない
・母音が上手く言えていない

この2つが大きな原因としてあるのではないでしょうか。


まず、舌の動きを覚えてもらうエクササイズとして
「んーがー」を連続して言う！

「んーがーんーがーんーがー」

「んー」で舌の置くが上部につき、
「がー」で舌が下がる感覚を実感してみてください。

舌の動きに慣れたら、「んーかーんーかーんーか」に変え
最後は「か　か　か」と練習してみてください。



そして、母音をしっかり言うエクササイズとして
母音の「Ｉ」の『い』を連続して言う！！　※「き」で練習する場合

「いいいいいいいいい」

大事な事は、しっかりと母音を綺麗にいう事です。
ゆっくりでも良いのでやってみましょう。


綺麗に言えるようになったら子音の「Ｋ」を＋して『き』に変えて
「ききききききききき」を連続して練習してみてください。





「か行」が上手く発声できない、言えないという方は
まずは舌の位置を確認しましょう！！

しっかりと舌は定位置に置くこと、動かすことを意識し自分が何が原因かを把握する。
そして、自分にあった内容でしたらお教えしたエクササイズで練習してみてください。



滑舌を治すには口は最小限の大きさで使い
舌を柔軟意に柔らかく使うことがとても大事です！

是非、やっていただき良いと思ったら普段の喋りに取り入れてみてください。


今回の内容は、前回の「た行」と似てる所も多くあり、
復習もかねて「か行」の滑舌攻略法もチェックしてみてくださいね☆


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