ボイストレーニングの方法や、滑舌・話し方に関するお役立ち情報をお届けします

これまでにボイトレを受けた経験のある方で、
いろんな先生に習ってはみたものの、
ちょこちょこ真逆の事を言われたり不思議に思った事はありませんか？


例えば、口の開け方があります。

ある先生には大きく縦に開けましょう！と言われたり、
違う先生には横に開けましょう！
と言われたり、

また違う方には
あまり開けないで発声しましょう！
と言われたり


他では腹式呼吸でも
発声時お腹を膨らませましょう！
と言われることもあれば

お腹をへこませて発声しましょう！
と言われる事もあったり、と



これでは一体どれが正しくてどれが間違っているのか分からなくって困ってしまいますよね。

ですが実際のところ
このどれもが、間違い
というわけではないのです。

中には身体の仕組みに反する明らかに違う事を言っている場合もあったりはしますが。


大体の場合はそのトレーナーなりの、それぞれの考え方があり、
そこに理屈があります。

トレーナーそれぞれが今まで積んできた練習の仕方や、
指導していく中で発見したこと等を元にしているからです。



しかしそのトレーナーの言った通りにトレーニングしていっても、
残念ながら何も改善が見られないという場合もあります。
でもこれはただ単に そのやり方が
あなたには合っていないというだけかもしれないのです。



つまり実際トレーニングで成果を出すためには、
自分に合ったやり方なのかどうかがとても大切なのです。

例え音域を広げるという同じ事をやっていたとしても
人それぞれ効果の出方は違ったりしますので、
自分にあったやり方がどんな方法なのかを探していきましょう。




ただ同じ音域を広げる事を達成させるのに、
もし手数が１つしかないというトレーナーは少し危険かもしれないですね。

このやり方ではダメなら
こっちからアプローチかけてみよう
というように同じ事を達成させる為に
いろいろな方法を持っているトレーナーはそこに関して優秀なトレーナーと言えると思います。　
　

このように本来は受ける人の状況によってやり方を変えていくのが、
正しいボイストレーニングだと思います。

誰でもこれをやれば大丈夫というメソッドや、
同じスクール内のどの先生を受講しても
毎回必ず決まった発声練習をするというようなマニュアルがある場所は
注意が必用かもしれません。



歌う技術向上にはトレーナー選びも大切です。
今実際にボイストレーニングを受けている方は
自分に合っている指導の仕方なのかどうか一度考えてみるのもいいかもしれませんね。







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