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VOICE TRAINING INFORMATION― ボイトレ情報 ―

【動画】リズム矯正トレーニング⑨~符割り編~

2020/04/08
歌っていてなんか原曲と雰囲気が違ってしまったり
リズムが重たく感じる歌
になってしまうような事はありませんか?

そういう時は譜割り(符割り)も意識してみて下さい。
この譜割りとは音の高低ではなく
リズムとして音や休符の長さを意味します

譜面上では音価という一つ一つの音の長さが
決められています。

この長さが変わってしまうとメロディーの
リズムがずれてしまい
正しいリズムで歌えていないという事になってしまいます。

例えば本来16分音符で歌わなければいけないところを
8分音符で歌ってしまったり、
2分音符の伸ばしのところを
全音符で伸ばし過ぎてしまったり等です。



そうなると歌が重たく感じたり
もたってしまいブレスをするタイミングを逃してしまったり
というような事がおきたりします。


この譜割りのズレに関しては意外と
歌っている本人は気付いていなかった
という場合が多いです。

覚えたての曲で元歌のメロディーを
正確に聞き取れていなかったり
何回か歌っていく中でリズムが曖昧な部分を
自分がやりやすいよう無意識にリズムを作ってしまって
間違ったリズムを記憶してしまう

というようなケースもあります。



そしてこの譜割りの間違いで比較的多いものとしては、
16分のシンコペーションができていない場合が多く
このリズムができていないとスピード感のある
軽やかなメロディーがうまく表現できなくなってしまいます。


メロディーの中で16分音符1コ分でも後ろにずれるだけで、
曲の雰囲気が大きく変わってしまい
上手く歌うことが出来なくなってしまうのです。


シンコペーションの他にも
シャッフルが上手く取れていなかったり
キメのリズムが違っていたりと様々なのですが
それぞれの細かな内容については別の記事で触れていきます。





リズムを正確に、
例えば譜面上でしっかりと確認をしながら
メロディーを覚えていければ問題はないのですが
譜面を読めない方も沢山いますよね。

もし譜面が読めなかったとしても
元歌のメロディーを正確に聞き取り
正確に再現が出来るようにトレーニングをしていければ
正しい譜割りで歌えるようになりますので
是非時間をかけてワンフレーズずつ
確認をしてみて下さい。


歌詞で言えば一行ずつじっくりと聴いて
その通りに歌ってみる。
そして可能であればスマートフォンの録音機能等で
自分の歌ったフレーズを録っておいて
元歌の通りに歌えているか
違うとしたらどこが違うのか
向き合ってみて下さい。


それでもわからない場合には
ボイストレーナーと一緒に
そのスキルを身につけていければと思います。







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東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。