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【動画】リズム矯正トレーニング⑧~シンコペーション編~

2020/04/04
皆さんはシンコペーションという音楽用語を耳にしたことはありますか?

ボーカリストからしてみると使用頻度は多くはない言葉かもしれませんね。

それでも音楽の中ではとても重要な意味をもっています。

ただこのシンコペーション、
意味を正確に理解しようとすると意外と
難しくもあります。

試しにこの用語の意味を辞典等で調べてみると「弱拍と強拍の入れ替わり」
と書いてあったりします。

調べてみてもこの意味がよくはわからないですよね。


例えばクラシックの基本的なものでは
1拍目は強拍、2拍目は弱拍、3拍目は中拍、4拍目は弱拍
となるルールがあります。

そしてこの1拍目がアクセント(強拍)では無くなる事
シンコペーションと言われていたりもします。



ですがPOPSやRockなどで使われている意味合いは
少し違うように感じる事が多いです。


その1つによく「くう」なんて言われかたをするリズムがあります。

これは拍の頭にアクセントがこないで

前拍の裏拍からタイで繋がっている場合等です。
その場合は裏拍にアクセントが来る事になり
強拍の位置がずれます。


シンコペーションの中には他にも

また弱拍である拍を強拍にしたり、
そういったものがまとまった小節内の
リズパターン自体を指すような使い方を
する場合もあります。
 

このシンコペーションは
曲の雰囲気を決めるリズムパターンであったり、
くうリズムでサビ前のキメ等に使われる場合も多いですね。


様々なリズムのバリエーションがあり
ジャンルによってもよく出てくるパターンというのは変わってきます

例えばポップスやロックのなかでも
ボサノバ風、ジャズ風、ラテン風、スパニッシュ風、等
他のジャンルでよく使われるシンコペーションを
持ってくることで雰囲気をガラッと変えたりしている楽曲も
多くあります。


慣れるまでは意識をするのが難しい
シンコペーションですが
自分の好きなアーティストの好きな曲が
どんなシンコペーションが入っているのかを知って
そのリズムに乗っかって歌う事が出来るようになると

歌のリズムがオケのシンコペーションに合うことで
キレも増してよりかっこよく
気持ちよく歌う事が出来るようになりますし
自分の歌を聞いてくれるお客さんからしても
リズムの心地よさをより感じやすくなっていくと思います。


今まででカウントだけを意識して歌っていた
というような方には特に効果を発揮すると思うので
是非どういったシンコペーションが使われてるのか調べてみたり
トレーナーに聞いてみたりしてみて下さい。







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ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。