ボイストレーニングの方法や、滑舌・話し方に関するお役立ち情報をお届けします

歌が上手くなりたい！
当コラムをご覧いただいてる方はボイストレーニングに興味をお持ちのはずなので特にそのワードに敏感なのではないでしょうか。

歌が上手くなりたいというのは歌が好きな多くの方々の願いだと思います。

しかし、「上手い」とはどういう事でしょうか？

芸術のものに上手い下手の基準はなかなかつけられません。
カラオケには採点機能がありますが100点を取ることが上手いということなのでしょうか。
カラオケで100点を取るアマチュアの方とプロの方とは何が違うのでしょうか。

歌はいろいろな要素から成り立っています。

自分の歌が下手だと思う場合は、歌の何の要素がダメなのが具体的にハッキリさせましょう。
自分の歌を録音して聞き直すのは非常にいいことです。
ただ聞くだけでなく弱点を分析することが何より大事です。

歌の要素は沢山あります。
例えば、音程、リズム、声量、滑舌、発声、抑揚、安定感、表現力、などなど

自分には何が足りないのかをしっかり見極めて、
そこをピンポイントで狙ってトレーニングしていかなくては、絶対に良くなっていきません。

例えば音程ひとつとっても下にずれているのか、上にずれているのか、しゃくり過ぎなのか。
発声に関しても、高音が届いてないのか、低音が鳴らないのか、そもそもベースの発声が良くないのか。

ひとつの要素の中にも何通りものパターンがあります。
それらをひとつずつ潰していって全ての項目をクリアにしていくほど歌が上手い。
に近づけるのです。

ただひたすら何百回も歌うだけでは、向上は絶対にみられません。

しかし歌は好みの部分が多いので、何が足りないのかを見つけづらいかもしれません。

そんな時は、自分の好きなアーティストと同じ歌を歌って聴き比べてみてください。

ご自分の好きなアーティストがあなたの理想なはずなので、そこが基準になるはずです。
何が違うのか、客観的に聞き比べて自分の弱点を見つけて、
それをピンポイントでトレーニングしてください。
ただ、あくまで違う人間なので(あえて以外は)モノマネにならないように自分の個性も確立していって下さい。


それがご自身で見つけられない場合は、是非ボイストレーナーの診断を受ける事をお勧め致します。
客観的な意見をもらえるので今まで自分が気づかなかった弱点に気付けるかもしれません。

ピンポイントでの弱点とそれを改善する為のトレーニング方法を提案してくれると思います。

自分の考える上手いの基準を具体的に見つけていってください。



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