ボイストレーニングの方法や、滑舌・話し方に関するお役立ち情報をお届けします

VOICE TRAINING INFORMATION― ボイトレ情報 ―

作曲を難しく考え過ぎでは?

2017/05/19
プロ歌手を目指す方には、よく作曲するように勧めます。
しかし、たいていの方が「楽器できないし」「譜面読めないし」などど尻込みしてしまいます。
でも作曲の本質がみなさん見えていません。
音楽の全くの初心者がVIZへ入校し、初月のレッスンで1曲作ってしまった例はたくさんあります。
作曲とは「メロディーを作ること」なのです。
鼻歌でメロディーを作る事がそんなに難しい事でしょうか?
本来作曲はヴォーカリストがすべきものだと考えています。
ヴォーカリストが歌いながら考えたメロディーが一番歌いやすいのです。
楽器奏者が楽器で考えたメロディーや打ち込みで考えられたメロディーは、実際歌うとなると歌いにくいものになっている事も多いです。
僕は学生時代作曲をしておらず、バンドメンバーが作ってくれた曲を歌っていましたが、今聞いてみると、とても歌いづらいメロディーでした。
当時はこんなものなのかなくらいに思っていましたが、作曲するようになった今は、無理のあるメロディーだったのがよく分かります。
歌詞を書いて、メロディーをつける。又はメロディーを作ってそこに歌詞をのせる。
これで基本的には作曲の作業は終わりです。
1コーラス、アカペラで歌えればいいのです。
どうですか?
これだけなら出来そうな気がしませんか?
楽器ができなくても、譜面が読めなくても、歌う事と歌詞を書く事ができればいいんです。
もちろん新しいものを産み出す作業なので、産みの苦しみはありますが。
技術力ではないのです。
そうやって出来た曲はアカペラで披露する事はできます。
しかしアカペラだけで披露するのではなく、弾き語りをしたり、バンドでやったり、カラオケの伴奏を作ったりなどしたい場合は、技術が必要です。
そこの技術が必要な部分は、最初私がやっています。
歌ってメロディーを作ってもらい、そこに私がコードを付けて(作曲者に1つ1つ確認をとりながらコードをつけていきます)アレンジをほどこし、カラオケを作ってレコーディングをし、最終的な形に仕上げます。
そうやって形になったものはメロディーを考えた人が作曲者でコード付けてアレンジした私は作曲者ではありません。コード進行に著作権はありません。メロディーに著作権があるのです。
このやり方でやれば、どんな初心者でもすぐに曲が形になります。
そして作っていきながら形にする技術を学んでいってくれればいいのです。
コード楽器(ピアノやギターなど)を何か1つ練習し、コードを学んでいってくれれば、そのうち1人でも形にもできるよになっていきます。
楽器はテクニカルな技術をつける必要は無く、コードの音が分かり、コード進行を確認できる程度に弾けるようになれば良いのです。
数ヶ月の努力でそこそこできるようになります。(しっかり頑張ってくれればですが)
どうですか?
一緒に曲作りしませんか?
ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。