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【動画】発声の時にあくびの喉の開け方が良いのはホント?

2022/06/12
歌の基礎は発声
それがとても大事だとお伝えしてきました。


今回はその発声のさらに基本の喉の開け方について
お伝えしたいと思います。


よく『喉を開く』というフレーズを聞きませんか?
ボイトレ動画やボーカルスクールでも
よく聞くフレーズだと思います。


そして喉を開く時のイメージで
『あくびの時の喉で!』

と教える先生も多いです。
日常生活での動作の『あくび』は
確かに生徒さんにとってイメージしやすい
部分もあると思います。


ただ、低音、中音、高音、裏声
いろんな音域や声色の時全てで
『あくびの喉の開き方』
でいいのか少し考えてみたいと思います。


では実際にあくびをしてみましょう。
喉の奥の空間を広く取って
大きく息を吸い込んでみて下さい。

本当のあくびが出る方もいると思います。


この喉の状態で
声を出してみましょう。
ご自身の出しやすい音域で
『あー』と出してみて下さい。


すると太い声が出ませんか?
声楽のような重心が低めのどっしりした声が
出るのではないでしょうか?


この声は声量や迫力が出やすく
安定感もある声になります。


いわゆる喉声の苦しい詰まったような
声の方にはいいアプローチだと思います。

では高音はどうでしょうか?

実はこのあくびの喉だと高音は綺麗に響きにくくなります。
実際にやって頂くとわかるのですが


あくびの喉だと響きつまり共鳴の位置を移動させづらいので
高音に必要な頭に抜かすような響きに持って行きづらいのです。


またあくびの喉ポジションは音色の変化も苦手です。
迫力やどっしりした深い声には向きますが
クリアでパキッとしたハリのある高音にはあまり向きません。


そして文字によっても向き不向きがあります。
『い』の母音は響きが深過ぎるとこもって聞こえてしまいがちなので
むしろ少し上向きの響きが良いことがあります。


動画でもデモンストレーションしていますが
クリアでハッキリとした音の方が
『い』の母音は扱いやすかったりします。


音は空気の振動なので開いている方向に抜けて響いて行きます。
あくびの喉はどうしても下方向に大きく開く性質があります。


あくびの喉が絶対良くないわけではなく、しかし
音域や声色、また文字によっても喉の開き方も変えた方がいいということですね!


低音や中音でも喉が苦しくなってしまう方は
まず、あくびの喉で力みをとるのもオススメです。
力みなくスムーズにできるようになったら喉の開き方を変えて
響きも移動させてみましょう。


発声の喉の開き方=あくびの喉の開き方


とひとくくりにするのではなく、その瞬間瞬間のフレーズに対して適切な
喉の開き方にしましょうというお話でした。

動画を参考にぜひやってみて下さい。

詳しくはこちら↓↓
ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。