ボイストレーニングの方法や、滑舌・話し方に関するお役立ち情報をお届けします

VOICE TRAINING INFORMATION― ボイトレ情報 ―

【動画】歌声が変わる声量UPトレーニング~ロングトーン練習法~

2020/07/25
今回は声量が出ない方におすすめな練習法の一つをご紹介します。

声量アップのために皆さんはどのような事をされているでしょうか。
またどのような事が声量の出ない原因だと思いますか?

これまでのコラムでも声量は共鳴や、メンタルも関係してるというようなお話もしてきましたが
大きい声を出そうと必死に頑張っているのに出ないといったケースですと、
実は首に力が入ってしまって大きな声を出す邪魔をしている
ということがあげられます。


例えば単に重心が悪く力んでしまったり、
大きな声と意識した時に口を開け、
下顎が下がりすぎて喉を圧迫し
その状態で無理に出そうとするため力んでしまう等

原因や力む場所は違えど、
大きい声を出そうとすることで
余計に力んでしまうという事があるのです。


このような場合は小さな声だと力が入らずに声をコントロールして出せるけど、
大きな声で発声しようとすると上手く行かなくなるという事が多いです。


今回ご紹介する練習法はこの小さな声なら力みがないというところを利用していきます。
ボイストレーニングの内容としてはロングトーンです。

まず小さな声で出してみてください。
首や喉に力が入っていないかを確認し、問題なければロングトーンで伸ばします。

そしてその力が入っていない感覚をキープしながら
段々と声量を大きくしていく
というやり方です。

この段々と音を大きくしていく時に口を大きく開け過ぎたり、
喉を狭くしたりせず、
口の形は最初のまま息の圧力の変化
音量のコントロールをするように意識してみて下さい。


高音域だと少しやり辛い事もあるので
中音域で練習する事をおすすめします。


この時になんの言葉でロングトーンするかですが、
母音の「え」だと比較的やりやすい傾向にあります。
人によってはやりやすい母音が違うので、
他の母音でも試してみて自分に合うやり方を見つけてみて下さい。


この練習で首に力が入っていない感覚を掴んでいくと、
そもそも大きな声を出すときに力はあまりいらないんだなと気付くと思います。


メンタル面も絡んでいる場合もありますが、自主練の中では色々と工夫をしていくのはとても大切ですが
、時にこうしなければいけない!

というように思考が巡りすぎて余計に力んでしまう事があります。

そういう時には自分が一番落ち着ける場所で
リラックスし力が抜けてる状態を作ってあげて下さい。

そこから再度少しずつ声作りを再開するのもまた大切です。


ロングトーンの声量の上げ方等は動画の方を確認してみて下さい。








動画はこちらからチェック↓↓
ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。