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【動画】リズム矯正トレーニング⑤~16beat編~

2020/03/21
今回は16ビートについてご説明していきます。


この16ビート、皆さんはどのように捉えていますか?
聞いたことなくわからないという方も
いると思いますし、知っている方も刻みが速いので速い曲で使ってるもの
といったイメージがないでしょうか。

ですが実際ビートとテンポは無関係なので
ゆっくりなテンポでも16ビートの曲は存在します。


具体的にどんなビートなのかというと
4分の4拍子で1小節を16分音符で
16個に刻んでいるビートです。
ただ刻んでいるだけというよりかは
16分が連続するなかにところどころ休符が入ったりと
16分の音価を感じさせるビートの事を指します。



それに乗って歌うためには16分音符や休符をしっかり表現する事が大切です。

例えば歯切れのよさを出すための休符前の語尾処理が必要です。

不用意に音を伸ばし過ぎて休符をかき消してしまうと
のっぺりした印象になってしまったり
ブレスをするタイミングを失ってしまい
途中で息が足りなくなってしまったりもします。


他にも刻みの音と歌詞を発音した時の
アタックが揃っているという事も必要です。

これには音の立ち上がりも早くなければなりません。
子音を発音してからスムーズに、そして速く母音に音を乗せられるか
重たく発音しすぎてリズムが遅れたり
後ろよりになってしまっても
かっこよくは歌うことが出来ません。

声量とは別として軽やかに発音し
子音でリズムを取ることが出来るようになると
テンポの速い曲でも歌いやすくなっていきます。


また、テンポの遅い曲であればしっかりと刻みの音を聴きながら
逆に走らないように意識をしていく方がいい場合もありますので
曲調によって注意するべき場所は変わってきます。




他にも16分音符のシンコペーションなどがある場所には
そのリズムのパターンをアクセントで表現する事が出来ると
より曲をかっこよく歌い上げる事ができます。


16分ビートは8ビートと比較すると
ドラムのバスドラがより細かく入っている事も多いので
リズムが取りづらく
少し難易度が高く感じる方もいると思います。


リズムを表現するためにも基本的に刻みの音を聴きながら
自分自身でリズムをとり
それをキープ出来るようにトレーニングをしていきましょう。


ビートによって乗り方や歌い方が様々ですので
歌いたい曲が何ビートなのか
どんなシンコペーションが入っているのかをよーく聴き取り
休符含めそのリズムを表現しながら
かっこよく歌いこなしていって下さい。






動画はこちらからチェック↓↓
ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。