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【動画】リズム矯正トレーニング①~メトロノーム練習編~

2020/03/07
歌においてリズムとはとても大事はものなのですが、
ボーカリストの方々は意外にリズムには無頓着だったりする事があります。



ボーカリストの多くはピッチが合っているかや

声量、声色などの発声面に意識を向けています。
なのでリズムはなんとなくはとってるけど、
深く気にしてはいないという方が多いのです。


これは歌いながらも耳ですぐにわかる発声面と比べて
リズムというのは分かりづらく、
自分では気付きづらいというのが原因の一つにあると思います。


とはいえ音楽の中でリズムはとても重要で
練習をおろそかにしていいものではないですよね。



そもそも音楽には
音楽の3大要素というものがあります。


リズム

メロディー(旋律)

ハーモニー(和音)

上記の3つが3大要素です。


ポップスでも必ずリズムがあり
その上に和音が乗っかり
さらに旋律が混ざり合う

どれが一番必要ということではなく
この3つ全てがほぼ等しく大切であり
それぞれを引き立てあっています。


ただリズムと一口に言ってしまうと
簡単そうにも感じますが
実際には様々な要素を持っています。

ビートやシンコペーション、
アクセント、ジャンルによってもリズムのパターンは数え切れない程多く存在しています。

また
段々ゆっくりになったり(リタルダンド)

段々速くなったり(アッチェレランド)

安定してキープしていたりと
リズムの緩急だけでも色々な表現をする事が出来るのです。


そんな多くの要素をもつリズムの中でも
一番わかりやすいのは
リズムが走ったり(早くなる)もたったり(遅くなる)する事でしょう。


カラオケやバンドからなんとなく歌がはしったりもたったりと
ずれてしまう方は
リズムにのって歌うのではなく、
メロディーにのっかって歌っている方が多いです。

一定のリズムを取り続けてるわけではなく、
メロディーのリズムを狙ったり
追いかけてしまうような状態ですね。


こういったリズムのズレを改善する為には、
拍をとって歌うトレーニングをしていく必要があります。

拍とは4拍子であれば
1、2、3、4のカウントの事を言います。

この4拍で1グループのカウントを繰り返しながら
その中で歌のメロディーを歌えるようにしていきます。

最初は自分の感覚で手を叩きながらの
トレーニングでもいいのですが、
少し慣れてきたらメトロノームを使って
一定の速さに合わせて
歌えるようにしていきましょう。


メトロノームは機材としてもありますが、
その物を購入しなくても今はスマホのアプリで
無料でダウンロードする事ができます。


なのでメトロノームかアプリを使いながら
歌いたい曲のテンポ(BPM)を調べて、その拍に合わせて
是非歌うトレーニングをしてみて下さい。

そうしていくことでリズムの中で
歌うという事が出来るようになっていきますので
より安定感のある歌を目指していきましょう!





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東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。