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VOICE TRAINING INFORMATION― ボイトレ情報 ―

【動画】発声練習の必要性とは?~スケール発声をする理由~

2019/08/21
ボイストレーニングに通ったことがある方は
恐らく一度はやったことがあると思うのがスケール練習です。


ボイストレーニングをやったことがない方でも
ボイトレといえばこのスケール練習を思い浮かべる方も多いではないのでしょうか。
スケール練習という名前が一致しなくても聞けば『ああ、これか!』と分かると思います。


スケール練習とは日本語で言うと音階練習です。

例えば、

ドレミファソファミレド
この音階に沿って『あー』で発声したり、文字を変えたり、スタッカートにしたり、ハミングにしたり様々です。
大体の場合は半音ずつ上がっていくことが多いです。


もちろん音の進み方は変わったりします。
ドミソミド ソファミレド ドミソドソミド 


と、これ以外にも無数にありますがこのようなものスケール(音階)練習です。
この練習が本当に歌唱力アップに繋がるのか、疑問を持つ方も少なくありません。


ボイストレーニング の中ではスケールの発声練習をやるのが通例ですが儀式的にやっているわけではありまん。
しっかりトレーニングとしての意味が詰まっています。


歌を上達させるには基礎の技術を固めることが重要です。

低音、中音、高音、全ての音域の発声力

的確かつ適切なタイミングの音程の移動力
など。


それらを落とし込む為のスケール練習です。
スケール練習は基本的に規則的な動きをします。
それに比べて歌は音域もリズムも複雑な作りになっています。


つまりスケール練習でクリアできていないことが歌になって急に出来ることはほぼないに等しいのでスケール練習でしっかり基礎を習得するのです。スケール練習も様々なメニューがあるので自分の苦手なブロックを補強していきます。


スポーツ選手が競技の練習だけでなく筋トレをするのと同じことですね。
スケール練習で基礎を固めて歌という競技に応用する。
というようなイメージを持ってもらったら分かりやすいと思います。


確かに歌と比べると地味ですし面白くないと感じる人もいるかもしれませんが、
なぜそれが必要なのかをしっかり理解して取り組めば、
スケールの発声練習ほど効果の高い練習はありません。


もし、ボイストレーニング などに通っていて今なんの為のスケール練習をしているのかわからない場合は
ボイストレーナーに質問してみましょう。


発声練習には意味が必ずあります。
なので、その意味を把握せず、やみくもに発声練習をする事は、その効果を半減させます。


大切なのは、しっかり目的を持ってそのトレーニングをする事です。
ボイストレーニングの基礎であるスケール練習、ぜひ意欲的に取り組んでください。


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ADDRESS
東京都港区港南2-2-13 清水ビル3F
ACCESS

品川駅港南口 徒歩1分
【品川駅】JR在来線改札を出て、
東西自由通路を港南口に進みます。

通路を通り抜けるとエスカレータがあり、
そこから降りると駅前広場に着きます。

その先正面に見える【吉野家】【やきとり鳥一】の
右脇にある道に入ります。

20mほど進むと、左側にある一階に丼ぶり屋【幸丼】が
入っている清水ビルの3階です。