ボイストレーニングの方法や、滑舌・話し方に関するお役立ち情報をお届けします

基礎力という言葉はいろいろなジャンルで使われていると思います
それだけ何事にも基礎は大切だという事なのですが、
歌に関してももちろん基礎はあり、これがとても重要にです。


では、歌の基礎力とはどんなものなのかを紹介していきます。

色々なスポーツや楽器でも多くは基礎体力や体作りのため筋力バランスを整える、
そして正しいフォームをしっかり覚えていくなどがあると思います。


歌も大きな違いはありません。
大きな筋力等を必要とはしませんが、発声に必要な力に関しては最低限整える事が大事です。
ですが歌は目に見える場所でそれが出来ているか判断するのは難しいので、
発声でどれだけ基礎力が身についているか、
またどういった部分が足りないかを判断していきます。


その基礎力とはどんなものかというと


・出したい音を一発で出せる
この時さぐったりしゃくったりせずに　　点でピッチが合うように出せるように。

・ロングトーン
同じ音でしっかりとした発声で長く伸ばせて、さらに伸ばしている間に音圧やピッチのムラが出ないようにしていく。
これは基礎の中でもちゃんとやろうとすると難しいかもしれません。
僅かにピッチが揺れてしまったり、
伸ばし終わりにかけて息が不安定になり

音がフラフラしてしまったりということがよくあります。
安定して出せるようにしていきましょう。



・素早い音の動きについていける
音を他の音に細かく早く動かしても音が寄り道したり
ぶれたりせず、正確にピタッと音をはめられるようにしていく。

・音量のコントロールが自由自在にできる。
音量が一定だと歌っていてもメリハリがなく一本調子になってしまいます。
セクション毎の音量変化は勿論ですが、1フレーズ毎にでも自由に音量を変えられる技術を身に着けていく必要があります。



これらの基礎技術がしっかりと身に付いてくれば、歌を歌いたいように、
ある程度表現もしながら歌うことが出来るようになっていきます。

基礎とは言っても簡単な事ではありませんので、１つ１つ
地味な練習を日々を積み重ねていき
身に付けていきましょう。


ただ、勿論これだけがボイストレーニングの全てではなく
これらが出来た上で声帯コントロールでの声色の調整や、
リズムトレーニング、ビブラート、表情筋の使い方、等やるべき事はまだまだ沢山あります。

思ったままに声を操るためには、とても多くのステップがあるのです。

ですのでスキルアップするためにも、もう一度基礎を見直して見て下さい。　　




一つ一つの細かい声の出し方などは動画で確認をしてみて下さい。

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